「ブログで稼ぎたいけど、どんなジャンルがいいかわからない!」そんな悩みを抱えていませんか?
実はブログで稼げるかどうかはジャンル選びでほとんど決まるといっても過言ではありません。
つまり、ブログのジャンル選びは今後の運命を決める非常に重要な選択といえます。
- ブログジャンルってどうやって決めればいいかわからない
- 自分がやろうとしているブログジャンルが本当に稼げそうか知りたい
- ブログを運営して結構経つけど全然稼げない!
本記事はこのような疑問を抱える方に向けて、ブログジャンルの選び方について詳しく解説します。
最後まで読んで、素敵なブログライフをスタートしましょう!
ブログの稼ぎ方を知ろう
稼げるブログジャンルを知るためには、まずはブログの稼ぎ方を知ることが大切です。
ブログでお金を稼ぐためにはいくつかの方法があります。
その中でも代表的な2つの稼ぎ方を紹介します。
クリック型広告収入(Googleアドセンス)
クリック型広告収入とは、その名の通りブログの読者が広告をクリックするたびに発生する報酬です。
クリック型広告で最も有名なサービスは「Google Adsense(グーグル アドセンス)」です。
このGoogle アドセンスの広告をブログに貼るだけで、読者に合わせた広告を自動的に配信してくれます。
ウェブ広告がクリックされた時点で収益が確定するため、成果条件のハードルが非常に低いことが魅力です。
しかし、その一方で、「導入時の審査が厳しい」、「クリック単価が低い(20円~30円前後)」というデメリットもあります。
クリック単価とは、ユーザーが広告を1回クリックするごとに得られる収益のことです。
クリック型広告のメリット・デメリット
メリット | デメリット |
---|---|
成果条件のハードルが低い 読者に合わせた広告を自動的に配信 ブログジャンルに左右されない | アドセンス導入時の審査が厳しい Google クリック単価が低い サイトアクセス数に左右される |
成果報酬型広告収入(アフィリエイト広告)
成果報酬型広告は一般的にアフィリエイト広告とも呼ばれています。
成果報酬型広告収入は、ウェブサイトに掲載されている広告をクリックして商品の販売ページへと移動し、そこで商品が購入された時点で報酬が確定します。
主な収益を得るまでの流れは、まずブロガーは複数のASPのサイトに登録し、自分のブログに載せる広告を選びます。
そして、自分のブログに掲載し、ブログの読者がブログ記事を通して広告のサービス・商品を購入することで収益が発生します。
「アプリケーションプロバイダ(Affiliate Service Provider)の略称で、アフィリエイトで広告収入を得たい人(アフィリエイター) と広告主(企業)の間にいる仲介業者のことです。
有名ASPサイト
- A8.net
- もしもアフィリエイト
- バリューコマース
- afb(アフィb)
成果報酬型広告のメリット・デメリット
メリット | デメリット |
---|---|
大きく稼げる 自分のサイトに合わせた広告を選べる アクセス数に左右されない | 成果条件のハードルが高い 稼げるまでに時間がかかる 売り上げが安定しにくい |
雑記ブログと専門特化ブログ
続いて、具体的なジャンルを決める前に大まかなブログジャンルを決めましょう。
ブログジャンルは大きく分けて以下の2つに分けられます。
雑記ブログ
雑記ブログとはテーマやジャンルを持たず、複数のジャンルをあつかうブログのことです。
具体的には、好きな映画やドラマ、最近買ったものなど自分が気になったことや好きなものを自由に記事にします。
雑記ブログには以下のようなメリットがあります。
- 記事を書くのが苦にならない
- 専門性が必要ないため誰でもできる
- 世の中に合わせて柔軟な記事が書ける
その反面、以下のようなデメリットもあります。
- 差別化しにくい
- 収益化が難しい
雑記ブログに専門性は必要ありません。好きな時に好きなことを好きなペースで書けることが雑記ブログの強みです。
一方で、誰でも書けることからブログの差別化がしにくいです。また、特定のことを書いているわけではないので収益化に繋げづらいというデメリットがあります。
雑記ブログのメリット・デメリット
メリット | デメリット |
---|---|
記事を書くのが苦にならない 専門性が必要ないため誰でもできる 世の中に合わせて柔軟な記事が書ける | 差別化しにくい 収益化が難しい |
専門特化ブログ
専門特化ブログはテーマやジャンルを絞って、1つのジャンルを深掘りするブログです。
具体的には、電子機器が好きで得意な人は、電子機器のジャンルに関連のある記事のみを扱います。
専門特化ブログにも、もちろんメリットやデメリットはあります。
専門特化ブログには以下のようなメリットがあります。
- 収益化しやすい
- 専門性、権威性、信頼性を得やすい
その反面、以下のようなデメリットもあります。
- 専門性が必要
- 記事を書くのに時間がかかる
- モチベーションの維持が難しい
見てわかるように、雑記ブログと専門特化ブログのメリット・デメリットは対をなすような形になっています。
専門特化ブログでは専門性の高い記事を書かなければならない分、収益化に繋げやすいです。
しかし、その分記事を書くのに時間がかかるといった難点や、楽しく続けられないというデメリットがあるため多くの人がブロを書くのをやめてしまいます。
専門特化ブログのメリット・デメリット
メリット | デメリット |
---|---|
大きく稼げる 自分のサイトに合わせた広告を選べる アクセス数に左右されない | 成果条件のハードルが高い 稼げるまでに時間がかかる 売り上げが安定しにくい |
ブログ運営の3つの選択肢
ここまでの話を踏まえて、ブログ運営には3つの選択肢があります。
- 雑記ブログとして運営する
- 専門特化ブログとして運営する
- 雑記ブログで初めて徐々に専門特化ブログにする
1. 雑記ブログとして運営する
1つ目の選択肢は、上記のメリット・デメリットを踏まえた上で雑記ブログとして運営します。
雑記ブログは思うままに好きなことを書けばいいので、「単純にブログを楽しみたい!」という人には雑記ブログで運営する方法が特におすすめです。
また、雑記ブログでは固定ファンの獲得も大切になりますので、SNSなどと連動して運営することで収益化の可能性も大いにあります。
2. 専門特化ブログとして運営する
「ブログでお金を大きく稼ぎたい!」という人は専門特化ブログが最も適しています。
実際、ブログで大きく稼いでいる人のほとんどが専門特化ブログです。
ですが、先述したように専門性が問われることや継続して質の高い記事を書き続ける必要があることから多くの人が挫折してしまいます。
そのため、専門特化ブログを運営する際にはジャンル選びが非常に重要です。
3. 雑記ブログから徐々に専門ブログにする
最後に、雑記ブログで始めて、徐々に専門特化ブログにしていくという上記の選択肢をハイブリットさせた運営方法もあります。
この方法をとることで、最初からジャンルを絞らなくても、自分の得意なことがわかった段階で徐々に専門性の高いブログに変化させていくことができます。
初心者で、「自分がなにが得意かわからない」という人や「最初から専門特化ブログで運営するのは不安」という人にはこの運営方法がおすすめです。
ブログジャンルを選ぶときのポイント
「ブログの稼ぎ方とブログジャンルの種類がわかった!」という人はいよいよ具体的なジャンル選びに入りましょう。
ブログジャンルを選ぶときのポイントは以下の3つです。
- 「好き・得意・関心」を大切にする
- 需要があるジャンル
- 競合が強すぎないジャンル
1. 「好き・得意・関心」を大切にする
自分の「好き・得意・関心」を大切にすることはブログのジャンル選びにおいて最も大切です。
日本アフィリエイト協議会の「アフィリエイト市場調査2021」によると、調査対象のアフィリエイトサイト運営ブロガーの内、約7割の人が1000円以下の収益です。
つまりブログで稼ぐのは決して楽ではありません。
ほとんど収益のない状態で、ブログを書き続けられる人が果たして何人いるでしょうか。
だからこそ、自分の「好き・得意・関心」をブログにすることが非常に大切です。
さらに、そのジャンルの専門的な知識をもっていたり、資格や実績があると有利です。
- 専門的な資格・免許
- 協会や団体に所属している
- 賞やメダルを取ったことがある
- 書籍を出版したことがある
- メディアに出演したことがある
- SNSでたくさんのフォロワーがいる etc…
しかし、誰しもに「輝かしい実績」や「専門知識」や「好きなもの」があるわけではありません。
そんな人でも大丈夫です。
まだ、好きなものや得意なものがない人は「関心のあること」を探してください。
「関心のあること」が何かわからない人は毎日欠かさずやっていることを考えてみてください。
YouTubeでもTikTokでも構いません。ついつい毎日見てしまう動画や、やってしまう行動に「関心のあること」は隠されています。
2. 需要があるジャンル
自分の始めようとしているジャンルに需要があるかどうかを調べることはとても重要です。
なぜなら、需要のないジャンルでいくら記事を書いても誰も読まないからです。
例えば、「1ヶ月で1万回読まれるブログ」と「1ヶ月で100回しか読まれないブログ」ではどちらが商品が売れる可能性が高いかは明らかですね。
ブログで稼ぎたい人ほど自分が売りたい商品やサービスに需要があるのかを確認してジャンルを決定しましょう。
需要があるか知るには、検索キーワードがどれだけ検索されているかを知ることが大切です。
検索キーワードとは検索する際に打ち込む語句のことです。
例)旅行 おすすめ 都道府県
検索されている回数は下記のようなツールを使って調べることができます。(すべて無料)
- Googleキーワードプランナー
- Ubersuggest
- aramakijake.jp
- ruri-co(ルリコ)
- ahrefs(エイチレフス)
3. 競合が強すぎないジャンル
最後のポイントは競合が強すぎないジャンルを選ぶことをこころがけましょう。
この場合の「強い競合」とは下記のようなサイトのことを指します。
- 大きな企業のサイト(公式サイトなど)
- 病院、大学などの専門機関
- 新聞社、雑誌社のサイト etc…
このようなサイトが競合にいると、サイトが上位表示される可能性が限りなく低くなるので、アクセス数を稼げません。
ジャンルを決定する前に一度検索してみて、強い競合がいないか確認してから、ジャンルを決定するのがいいでしょう。
強い競合がいたからといって必ずしも稼げないとは限りません。
王道の記事を書くのではなく、ニッチなニーズを見つけて記事を書くことで稼げる可能性はあります。
しかし、かなりハードルが高いのであまりおすすめはしません…
選んではいけないジャンル
ブログジャンルに極力さけた方がいいジャンルもあります。
以下の3つのジャンルを選ぶことは極力避けましょう。
- YMYLに該当するジャンル
- 単価が低すぎるジャンル
- 承認率が低すぎるジャンル
YMYLに該当するジャンル
あなたがブログで稼ぎたいなら極力さけるべきジャンルが「YMYL」です。
YMYL(Your Money or Your Life)とは、Google検索品質評価ガイドライン内で「将来の幸福、健康、経済的安定、人々の安全に影響を与える可能性のあるページ、トピック」を指す用語のことです。
これらの情報は人々の人生で大きな決断や重要な側面に関わるため、他カテゴリのページよりも正確で高い品質が求められ、Googleの検索エンジンはとても厳しくサイトを評価します。
そのため、相当の「専門性・権威性・信頼性」がないと上位表示されることはありません。
- 金銭取引情報(インターネットショッピングなど)
- 金融情報(保険、年金、投資、税金、クレジットカードなど)
- 医療情報(健康、病気、薬、メンタルヘルス、栄養など)
- 法律情報(離婚、裁判など)
- ニュース情報(政策、災害時の対応など)etc…
低単価のジャンル
アフィリエイトをする上で報酬単価は非常に重要です。
例えば、毎月1000人のユーザーがあなたのサイトに訪れるとします。
この状況で「1つ300円の商品を300個売る」のと「1つ30,000円の商品を3つ売る」どちら方が簡単だと思いますか。
商品を300個売るとなると、全体の30%の人がお金を出して購入しなければなりません。
一方で、商品を3つ売るということは全体のたった3%の人が購入に踏み切れば達成できるのです。
消費者の消費行動において値段はあまり関係ありません。
大事なことは質のいい記事を書いて、高単価のものを確実に売ることです。
ブログのジャンルを選ぶ際には、報酬単価が低いもの(2000円以下)は避けるようにしましょう。
低承認率ジャンル
意外と知られていないのが承認率です。
一般的なアフィリエイトはユーザーが購入を確定して時点では、収入になりません。
広告主が成果の承認をして初めて、お金を得ることができます。
それぞれのアフィリエイト案件には承認率があり、案件を選ぶ際には承認率にも注意しなければなりません。
例えば、30,000円の高単価案件でも承認率が20%だったとします。
あなたが、この商品を10個売ったとしても、承認率が20%なので確定報酬は30万円の20%の60,000円です。
つまり、いくら単価が高くても、承認率が低ければあまり意味がないということです。
ブログジャンルを選ぶ際には承認率の低いもの(70%以下)は避けるようにしましょう。
承認率は全てのASPで公開されているわけではありません。
ですが、大手ASPサイトA8.netでは承認率が公開されているので初心者にもおすすめです。
まとめ
この記事では稼ぐためのブログジャンルの選び方を解説しました。
稼げないジャンルを選んでしまうと、いくら努力してもいつまで経っても稼げないということもあり得るので慎重にブログジャンルを選ぶことが大切です。
最後にあなたの選んだブログジャンルが本当に稼げるのかチェックシートで確認してみましょう!
ブログジャンルチェックシート
- このジャンルは、あなたにとって「好き・得意・興味がある」のどれかに当てはまる
- このジャンルは、「現在」または「今後」需要がある
- このジャンルには、「強い競合がいない」または「競合と被らない工夫がある」
- このジャンルは、YMYLに該当しない
- このジャンルのアフィリエイト単価は、2000円以上である
- このジャンルのアフィリエイト承認率は、65%以上である